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来春公開、映画「アヒルと鴨のコインロッカー」2006.08.15 Tuesday
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伊坂幸太郎の「アヒルと鴨のコインロッカー」が映画化され来年春公開されるらしい。この小説を読んだ人なら、映画化できるわけないじゃん!と思ったはず。いわゆる**トリックものですものね。**トリックというと最近の国内ミステリーですと「葉桜の頃に君を想うということ」という傑作がありました・・これはちょっと映像化不可能でしょう。でも考えてみると、**トリックものでも意外と多くの映像作品があるんですね。シャラマン監督の「シックスセンス」とかはその代表ですし、ジョニー・ディップの「シークレットウインドウ」とかハリウッド映画には沢山あります。
今は見れないようですけど、ニッケルバックというバンドのSomedayという曲のPVをYoutubeで見たことがありますが、これも**トリックの映像化?というか映像トリックになるのかな?すごいよかったです。(全米が泣いた!)
とにかく「アヒルと鴨のコインロッカー」は好きな作品ですのでどう映像化されるか楽しみです。
アヒルと鴨のコインロッカー
伊坂 幸太郎
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夏の日の思い出〜A Day In The Life2006.08.07 Monday
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私が中学生の頃、夏休みなどよく自転車に乗って遠くへ出かけていったものでした。
おこずかいがすごく少なかったので、電車代節約のため20km近くもある隣町へ
レコードを買いに自転車で行ったこともあります。わずか数百円安い輸入レコード盤を買うためにです。すごい田舎だった私の町から少し都会の隣町へ暑い中へとへとになりながらペダルを漕ぎました。
買ったLPレコードはビートルズのサージェントペッパーとかレットイットビートか、輸入盤は匂いが違うんですよね。あれはジャケットの印刷インクが違うのでしょうか?同じレコードを繰り返し繰り返し聴いた中学生の夏。
焼けるアスファルトの匂いや夏草の香り汗のにおい、太陽の光、レコードジャケットの匂い、そういったものがステレオのスピーカーから流れる暖かみのある音とともにいまでもくっきりと思い出されます。
今はAMAZONで手軽にクレジットカードでCDを買える時代になりました。昔聞いたレコードの感動をもう一度味わいたくてデジタルリマスタリングのCDを聞いてみても当時聞いた音とはぜんぜん違うのです。それはそうです。それを聞いていた自分もまた違うのですから。お金では買えないものがあるというのはこういうことなのかな。
Sgt. Pepper¥'s Lonely Hearts Club Band
The Beatles
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