e-ネット阿賀野塾の慰労会でプレゼントクイズの話になりました。
クイズを出し、回答をサイトの一部に隠しユーザーにサイト内を
回ってもらい、アクセスを増やし、SEO対策にしようというわけです。
これは「不完全な情報」という心理学を応用したマーケティングテクニックです。人間は情報の一部を受け取り、それを完結しないでそのままにしておくとそれを完結させてしまいたいと思う。情報が一部しか与えられないと言うのは精神的に不安定な状態なわけです。心が不安定になった人はそれを安定させようと行動します。
クイズの答え;○○なんとか 答えはこのサイトのどこかにあります。なんて書いてあると、人はプレゼントが欲しいというよりは不完全な情報を完全なものにして精神的に安定しようという行動に出る。その結果答えを探しにサイト内をクリックして回ってしまうというわけです。
これはわれわれの生活の中でもよくあることです。
たとえば言いかけて話をやめてしまい「やっぱり、なんでもない。」なんて言われると
どうしても知りたくなるでしょう。「いや、たいした話じゃないから。」なんて言われると余計に知りたくなる。
テレビや広告の世界でもよく使われています。「この後どうなってしまうのか!!!驚愕の事実はCMのあとで!!」なんてのがそれです。
ネットの世界でもこういう心理学を応用したマーケッティングが最近注目されています。
これについてはあまりネタばらししたくないので後日ということで・・・。
つづく